オースティン・スコット・バーンズ(Austin Scott Barnes, 1989年12月28日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州リバーサイド郡リバーサイド出身のプロ野球選手(捕手)。右投右打。MLBのロサンゼルス・ドジャース所属。愛称はサム。
オークランド・アスレチックスなどでプレーしたマイク・ガイエゴは叔父にあたる。
経歴
プロ入りとマーリンズ傘下時代
2011年のMLBドラフトでフロリダ・マーリンズから9巡目(全体283位)指名され、6月22日に契約。この年は傘下のA-級ジェームズタウン・ジャマーズで57試合に出場し、打率.288・1本塁打・19打点・6盗塁だった。
2012年はA級グリーンズボロ・グラスホッパーズで123試合に出場し、打率.318・12本塁打・65打点・9盗塁だった。
2013年はA 級ジュピター・ハンマーヘッズで98試合に出場し、打率.260・4本塁打・38打点・5盗塁だった。8月6日にAA級ジャクソンビル・サンズへ昇格。AA級ジャクソンビルでは19試合に出場し、打率.339・1本塁打・7打点だった。
2014年はA 級ジュピターで44試合に出場し、打率.317・1本塁打・14打点・3盗塁だった。6月1日にAA級ジャクソンビルへ昇格。AA級ジャクソンビルでは78試合に出場し、打率.296・12本塁打・43打点・8盗塁だった。オフの11月20日にマーリンズとメジャー契約を結び、40人枠入りした。
ドジャース時代
2014年12月10日にディー・ゴードン、ダン・ヘイレン、ミゲル・ロハスとのトレードで、アンドリュー・ヒーニー、クリス・ハッチャー、エンリケ・ヘルナンデスと共にロサンゼルス・ドジャースへ移籍した。
2015年は開幕を傘下のAAA級オクラホマシティ・ドジャースで迎えた。5月23日に正捕手のヤズマニ・グランダルが7日間の故障者リスト入りしたことに伴い、メジャー初昇格を果たす。翌24日のサンディエゴ・パドレス戦で8番・捕手で先発起用されてメジャーデビューし、デイル・セイヤーから初安打を記録した。
2023年はシーズン開幕前の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のメキシコ代表に選出された。
選手としての特徴・人物
安定した守備力、リード、フレーミングに定評がある捕手。二塁手もこなせるユーティリティー性も兼ね備える。ドジャース入団後はクレイトン・カーショウとの相性が良く、彼の専属捕手として活躍している。打撃では多くのシーズンで低打率を記録しているものの、選球眼が優れており、高い出塁率を誇る。
ドジャースで同僚であったダルビッシュ有はバーンズのフレーミングについて「『良いフレーミングがこんなにも投手を助けるんだ』と思った初めての捕手」「あれは真似してもできないんじゃないかな?手首が柔らかいんですかね?動作が速いし、グローブを投手のほうに見せる受け方をする。本当にすごいと思いました」と絶賛している。
叔父のマイク・ガイエゴはバーンズの人柄を「控えめな性格で、あまり騒いだりしない」と語っている。
詳細情報
年度別打撃成績
- 2024年度シーズン終了時
MLBポストシーズン打撃成績
- 2022年度シーズン終了時
WBCでの打撃成績
年度別守備成績
- 捕手守備
- 内野守備
- 2024年度シーズン終了時
背番号
- 65(2015年)
- 28(2016年 - 同年途中)
- 15(2016年途中 - )
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 B
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Austin Barnes stats MiLB.com (英語)
- Austin Barnes (@austin.barnes5) - Instagram




