『キン肉マン ザ☆ドリームマッチ』(キンにくマン ザ・ドリームマッチ)は、1992年9月12日に日本のユタカから発売されたゲームボーイ専用プロレスゲーム。
ゆでたまごの漫画『キン肉マン』(1979年 - 1987年)および日本テレビ系テレビアニメ第1期『キン肉マン』(1983年 - 1986年)および第2期『キン肉マン キン肉星王位争奪編』(1991年 - 1992年)を題材としている。同作に登場した6名の超人を使用して「ドリームチャンピオン」の座を目指す事を目的としている。
開発はユタカが行い、音楽はスーパーファミコン用ソフト『キン肉マン DIRTY CHALLENGER』(1992年)を手掛けた富樫則彦が担当している。
ゲーム内容
『キン肉マン』に登場する超人たちがパンチ、キック、組み技を使って闘う。画面下の必殺技(SP)ゲージが溜まると必殺技が使用できる。相手の体力(HP)を0にし必殺技を成功させれば1ゲームクリアとなる。
ストーリーは原作における「キン肉星王位争奪編」終了後の世界となっている。テレビアニメ第2期の放映時期に発売されたゲームだが、パッケージや説明書にはテレビアニメ第1期のイラストが使われている。
- 1P MODE
- 好きな超人を1人選択し、コンピュータ相手に残りの5人と闘う総当たりによる勝ち抜き戦。全員に勝利すると選んだキャラクターがベルトを掲げるグラフィックを見ることができる。
- 2P VS MODE
- 通信ケーブルを用いた通信対戦。ステージや何本勝負かを選択可能。
ストーリー
キン肉星王位争奪サバイバル・マッチ(説明書には王座決定戦と表記)が終了してから数年後、キン肉マン、テリーマン、ラーメンマンなど、正義超人たちはそれぞれ自分の本拠地に戻り、黙々とトレーニングを続ける日々を過ごしていた。そんな中で、ある日ひとりの超人がドリームチャンピオンとなるために仲間に戦いを挑んだ。敵同士ではない俺達がなぜ闘うのか。それはそこにチャンピオンベルトがあるからだ。そして、本当に強いのは一体誰なのか。そう考えると、ますますレスラーとしての血が騒ぐのだ。ドリームマッチのゴングが、今まさに鳴ろうとしている。5人の超人を全て倒したものだけが、チャンピオンベルトを手にできるのだ。
登場キャラクター
- キン肉マン
- 必殺技 キン肉ドライバー
- 対戦ステージ 日本
- テリーマン
- 必殺技 カーフ・ブランディング
- 対戦ステージ アメリカ
- ロビンマスク
- 必殺技 ロビン・スペシャル
- 対戦ステージ イギリス
- ラーメンマン
- 必殺技 九龍城落地
- 対戦ステージ 中国
- ブロッケンJr.
- 必殺技 ベルリンの赤い雨
- 対戦ステージ ドイツ
- ウォーズマン
- 必殺技 パロ・スペシャル
- 対戦ステージ ロシア
評価
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、4・4・5・4の合計17点(満40点)、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、18.2点(満30点)となっている。
脚注
関連項目
- キン肉マン DIRTY CHALLENGER - 同じくユタカより1992年8月21日発売。
外部リンク
- Kinnikuman: The Dream Match(英語) - MobyGames

![キン肉マン ザ☆ドリームマッチ(GB) [クリア動画] YouTube](https://i.ytimg.com/vi/8Hf19EzVc2Y/maxresdefault.jpg)


