2020年のMoto3は、FIMロードレース世界選手権の第72回大会の軽量級クラスとなる。最終戦ポルトガルグランプリでアルベルト・アレナスがタイトルを獲得した。
エントリーリスト
グランプリ
2019年からの変更点
- 日本グランプリの前戦で開催されていたタイグランプリが第2戦の開催となった。
- アルゼンチングランプリとアメリカグランプリは開催順序が入れ替わった。
- ドイツグランプリとオランダグランプリも開催順序が入れ替わった。
- 1982年以来にフィンランドグランプリが復活することにより、1戦増加の全20戦となった。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響による日程変更
開催中止または延期が決まったレース
- 3月2日、タイグランプリの延期を発表。その後10月4日に開催することを発表。それによりアラゴングランプリが1週間繰り上げられた。
- アメリカグランプリは、オースティンが緊急事態宣言を実施したことにより11月15日へ延期となった。それによりバレンシアグランプリが1週間遅れの11月22日へシフトされた。
- アルゼンチングランプリは、11月22日へ延期となった。それによりバレンシアグランプリがさらに1週間遅れの11月29日へシフトされた。
- 3月26日、スペイングランプリの延期を発表。開催時期は未定である。
- 4月2日、フランスグランプリの延期を発表。開催時期は未定である。
- 4月7日、イタリアグランプリ・カタルーニャグランプリの延期を発表。開催時期は未定である。
- 4月17日、ドイツ政府は8月31日まで全ての大規模イベントの禁止を発表した為、ドイツグランプリは延期となった。
- 4月23日、オランダ政府は9月1日まで全ての大規模イベントの禁止を発表した為、オランダグランプリは延期となった。
- 4月24日、フィンランドグランプリの延期を発表。
- 4月29日、正式にドイツグランプリ・オランダグランプリ・フィンランドグランプリの3戦中止を発表。オランダグランプリはチャンピオンシップ史上初めての中止となった。
- 5月29日、イギリスグランプリ・オーストラリアグランプリの2戦中止を発表。
- 6月1日、チャンピオンシップ関係者の移動を伴う遠征開催を避け、欧州での開催を優先するため日本グランプリの中止を発表。1986年以来初めての中止となった。
- 6月10日、4月7日に延期を発表していたイタリアグランプリは、観客を入れた開催が不可能なことから中止を発表。
- 7月10日、3月に延期が発表されていたアメリカグランプリの中止が発表された。
- 7月31日、延期が予定されていたアルゼンチングランプリ・タイグランプリ・マレーシアグランプリの中止が発表された。同時に、11月20日〜22日に最終戦の追加が発表された。
改訂後の開催日程について
- 6月11日、改訂版となる開催日程を発表。欧州の5か国、8サーキットで13戦を開催する。
- 開幕戦となる予定のスペイングランプリは2週連続開催。2レース目はヘレス・サーキットの所在地から「アンダルシアグランプリ」の名称で行われる。
- オーストリアグランプリは2週連続開催。2レース目はレッドブル・リンクの所在地の英語読みから「スティリアグランプリ」の名称で行われる。
- サンマリノ&リヴィエラ・ディ・リミニグランプリは2週連続開催。2レース目はミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリの所在地から「エミリア=ロマーニャ&リヴィエラ・ディ・リミニグランプリ」の名称で行われる。
- アラゴングランプリは2週連続開催。2レース目は「テルエルグランプリ」の名称で行われる。
- バレンシアグランプリは2週連続開催。1レース目は「ヨーロッパグランプリ」の名称で行われる。
- 8月10日、シーズン最終戦ポルトガルグランプリをアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで開催することを発表。ポルトガルグランプリとしては2012年以来の8年ぶりの開催となる。
結果とランキング
結果
ライダーズ・ランキング
- ポイントシステム
ポイントは15位まで。完走した場合にのみ与えられる。
マニュファクチャラーズ・ランキング
チームズ・ランキング
参照




