長泉寺(ちょうせんじ)は、東京都杉並区にある曹洞宗の寺院。
概要
1648年(慶安元年)、欄室関牛によって開山した。元々は、現在の東京都世田谷区烏山にあった「お伊勢の森」にあったが、2年後の火災で現在地に移転した。
かつては、4月に馬駆け、8月に相撲の行事が行われていたが、明治末期から大正初期にかけて、いずれも廃絶している
境内
- 観音堂
- 内部に西国巡礼を描いた板額がある。狩野派の絵師の中田小左衛門の作で、杉並区の文化財に指定されている。
- 庚申塔
- 地蔵菩薩像
- 十六羅漢石仏
墓所
- 並木家(上高井戸宿の本陣「武蔵屋」当主)
交通アクセス
- 京王線芦花公園駅より徒歩2分。
脚注
参考文献
- 大谷光男、嗣永芳照 著『杉並区史跡散歩 (東京史跡ガイド15)』学生社、1992年
- 「上高井戸宿 長泉寺」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ125多磨郡ノ37、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763995/57。



