シビックバン(CIVIC VAN)は、本田技研工業がかつて生産、販売していたライトバン型自動車である。
概要
L700/800販売終了後、6年間のブランクを経て1974年11月に発表されたライトバンである。初代シビックの派生車種で、ホンダ初の5ドアライトバンでもある。初代は1.5L 直列4気筒 SOHC、2代目は1.3L 直列4気筒 SOHCエンジンを積み、最大積載量は400kg(2名乗車時)であった。ベース車種のシビックにはCVCCエンジンが搭載されている中、当初は通常エンジンのみであったが、2代目のマイナーチェンジにCVCC-IIエンジン搭載車が追加された。
初代 VB型(1974 - 1979年)
- 1974年11月登場。
- 1975年8月20日 マイナーチェンジ。エンジンを改良し、50年商用車排出ガス規制に対応した。
- 1977年9月 マイナーチェンジ。エンジンの改良及びグリルやバンパーの意匠を変更した。
2代目 VC型(1979 - 1983年)
- 1979年(昭和54年)10月 3ドアハッチバックに3か月遅れてフルモデルチェンジ。ホイールベースが70 mm延長されたフロアパンは、後に登場する4ドアセダンにも流用された。
- 1981年(昭和56年)10月 マイナーチェンジ。ヘッドランプを規格型の角形2灯に、フロントグリル、前後バンパーをそれぞれ意匠変更。CVCC-IIエンジン搭載車を追加。
- 1983年(昭和58年)10月 シビックのフルモデルチェンジに伴い生産を終了。後継はシビックプロ。
関連項目
- 本田技研工業
- ホンダ・シビック
- ホンダ・シビックカントリー
- ホンダ・シビックシャトル
- ホンダ・パートナー
外部リンク
- Honda | 四輪製品アーカイブ「シビック」




